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かなむ
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【転職】20代のシステムエンジニアが転職活動をすべき理由
かなむ
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今の仕事のままでいいのかな・・・。
そう感じている20代のシステムエンジニアの皆さん、あなたは決して一人ではありません。
- 毎日同じことの繰り返し
- スキルアップの実感がない
- 残業が多くプライベートの時間がない
- 収入が上がらない
など、そんな悩みを抱えながらも、「まだ若いから」「もう少し頑張ってみよう」と、現状維持を選んでいる方は少なくないでしょう。
でも、本当にそれで良いのでしょうか？
20代は、あなたの可能性を最大限に広げられる、貴重な時間です。
もし少しでも今の仕事に不満や不安があるなら、思い切って転職を考えてみる良い機会かもしれません。
本記事では、20代SEが転職活動をすべき理由を筆者の経験を交えて解説します。
筆者は過去に2度転職しています。失敗もありましたが、後悔は一切していません。
目次
結論：転職活動をするメリットが圧倒的に多いから
20代SEは積極的に転職を検討すべきです。なぜなら、転職にはリスクが伴いますが、転職活動自体にはリスクはなく、得られるメリットが多いからです。転職活動を通じて得られるメリットには、例えば下記があります。
- キャリアの選択肢を広げられる
- 自分のスキルの市場価値がわかる
- 年収アップの可能性を見つけられる
- より良い労働環境を求めて、ワークライフバランスを実現できる
- 新しい技術やスキルを習得し、自己成長を加速できる
- 客観的な視点から、自身のキャリアを見つめ直すことができる
- 様々な企業を知ることで、視野が広がる
もちろん、転職にはリスクも伴います。しかし、20代であれば、多少のリスクを冒してでも、より良い未来のために行動する価値は十分にあります。
それぞれのメリットについて解説します。
解説：転職活動で得られるメリット
なぜ20代のSEが転職活動をすべきなのでしょうか？具体的な理由を以下に解説します。
キャリアの選択肢を広げられる
20代は、まだキャリアの初期段階です。様々な企業や業界に目を向けることで、自分の本当にやりたいことや、適性のある仕事を見つけることができます。
特に、IT業界は技術の進歩が早く、新しい分野が次々と生まれています。今の会社では経験できない新しい技術に触れたり、新しい分野に挑戦したりすることで、市場価値の高い人材へと成長できるでしょう。
20代であればポテンシャル採用をしてくれる企業も多く、30代以降ほど現在所持しているスキルや経験での即戦力を求められない場合もあります。
筆者の場合
新卒でシステム運用メインの仕事をしていました。なんとなく「ITの花形はアプリ開発」と思っていましたが、転職エージェントに相談すると様々な形でITに携わる仕事があることを知られました。
- 社内SE
- インフラ構築
- ITコンサルタント
などなど・・・。
ネット検索だと自分の知識の範囲内でしか情報収集できません。しかし、転職エージェントに相談したことでいろいろな働き方を教えてもらえ、その中で自分が興味を持てる仕事を見つけられました。
自分のスキルの市場価値がわかる
転職活動を通じて、自分の市場価値を客観的に把握することができます。自分の強みや弱みを分析し、今後のキャリアプランに役立てることができるでしょう。
例えば、「こんなニッチなスキルは他社で通用しないだろう・・・。」と思っていても、意外と需要があったりするものです。
最近転職した友人の話です。GISというニッチなスキルを持っていて、「いまの顧客相手でしか使えないだろう」と思いながら転職活動をしていました。
転職エージェントに紹介された企業の選考を進めていると、「GISがわかるらしいね」と面接官から話があったそうです。
募集していた求人の案件ではないものの、内部では喉から手が出るほど欲しいスキルがGISとのこと。（ニッチなスキルすぎて、全然人が集まらなかったのだとか。）
結局、企業側からの申し出で選考のルートを変更して、GISスキル要員として進むことになったようです。
最終的に、誰もが知る超大手企業に転職が決まり、年収も大幅にアップしたそうです。
筆者の場合
実際に複数の企業を受けてみることで、自分のスキルがどの程度評価されるのかを知ることができました。
当時は開発経験が2年ほどしかなかったため、技術的な自信はほとんどありませんでした。しかし、システム運用時代にお客様とやりとりした経験を高く評価していただくことが多かったことに驚きました。
また、面接でのフィードバックを通じて、自分の強みや弱みを客観的に把握することができました。
年収アップの可能性を見つけられる
20代は、ポテンシャルを評価されやすい時期です。実績やスキルによっては、大幅な年収アップも期待できます。
給与所得を上げるには、大きく利益を上げている会社に勤めるのが有利です。もちろん、個人のスキルが高いに越したことはありません。一方で、ものすごくスキルがあっても、給与水準が低い会社では稼ぐことはできませんよね。
転職活動をすることで、今いる会社の水準を知られるだけでなく、同じスキルを高く買ってくれる会社を見つけることもできます。
筆者の場合
転職をしただけで年収が100万円上がりました。
転職後の会社では幸いにも昇給のチャンスにも恵まれ、転職前から250万円ほどの年収アップを実現できています。
より良い労働環境を求めて、ワークライフバランスを実現できる
残業時間や休日出勤の多さ、人間関係の悩みなど、今の職場の労働環境に不満がある場合、転職によって改善できる可能性があります。
最近では、リモートワークやフレックスタイム制度など、柔軟な働き方を導入している企業も増えています。自分に合った働き方を選択することで、ワークライフバランスを実現し、より充実した生活を送ることができるでしょう。
筆者の場合
前々職では残業が多く（167時間の残業経験があります…。）、ワークライフバランスなんてあったもんじゃありませんでした。
前職ではサービス残業が横行していたり、リモートワークができると言いつつ出社を強制されストレスを感じていました。
そこから転職し、現在ではフルテレワークとフルフレックス制で働くことができています。自分である程度の働き方を選べるので、家族との時間も確保しやすくなりました。
新しい技術やスキルを習得し、自己成長を加速できる
新しい環境に身を置くことで、新しい技術やスキルを習得する機会が増えます。
特に、成長意欲の高い企業では、研修制度や資格取得支援制度などが充実している場合が多く、自己成長を加速させることができます。
今の会社に勤め続けた場合、最終的にどんなスキルが身につくだろう？と考えてみるといいかもしれません。そのとき、候補として挙がるスキルが自分の理想に満たない場合は、転職を考えてみるのもよいでしょう。
筆者の場合
転職前は、業務用のデスクトップアプリ開発やシステム運用、レガシーシステムに携わることが多かったです。
転職先の会社では、新しい技術（クラウドやAI）を積極的に導入しており、技術習得にかかる時間や費用も会社が負担してくれます。
給料をもらいながら自己成長できている実感があるので、勉強にも身が入ります。
客観的な視点から、自身のキャリアを見つめ直すことができる
転職活動は、自分自身のキャリアを客観的に見つめ直す良い機会となります。特に、以下のポイントは大切だとわかっていても、普段はなかなか考えないのではないでしょうか。
- 人生における仕事の優先度
- 仕事に何を求めているか
- 自分が本当にやりたいことは何か
- 仕事を通じてどんな自分になりたいか
また、自己分析を通じて、自分の強みや弱み、キャリアの目標などを明確にすることができるでしょう。
筆者の場合
「毎日消耗してこなすことこそが仕事なんだ」と思い込んでいましたが、転職活動が「自分にとって仕事ってなんだ」と真剣に考える良いタイミングでした。
ちょうど結婚や出産とも重なり、「生きていく上で何を重視するのか」「どんな自分になりたいか」を見定めて転職することができました。
様々な企業を知ることで、視野が広がる
転職活動を通じて、様々な企業を知ることで、視野が広がります。業界や企業の情報を収集することで、自分に合った企業を見つけることができるでしょう。
自分で調べてみることも良いですが、転職エージェントを活用すると思いもよらない出会いがあるのでとてもおすすめです。
こんな企業あるんだ！
や
この企業、こんなこともやってるの？
といった情報を的確に紹介してくれるのが、転職エージェントを活用するポイントだと思います。
筆者の場合
それまでは中小企業に勤めていたので、転職先も中小に絞って考えていました。
しかし、エージェントに紹介されたのが東証プライム企業の数々。上場はしているものの、正直あまり知らない会社も多数ありました。
転職活動を通じて、自分の拙いと思っていたスキルでも、大手企業で通用するんだと自信を持てました。
まとめ：20代SEは積極的に行動しよう！
20代は、キャリアの可能性を広げ、市場価値を高める絶好のチャンスです。少しでも今の仕事に不満や不安があるなら、積極的に転職活動をしてみましょう。
繰り返しますが、「転職」にはリスクが伴うかもしれませんが、「転職活動」にリスクはありません。
まずは情報収集から始めてみましょう。転職サイトやエージェントに登録するだけでも、様々な情報が得られます。
ただし、焦って転職先を決めるのではなく、自己分析や企業研究をしっかりと行い、自分に合った企業を選ぶことが大切です。
本記事が、20代SEの皆さんのキャリアアップの一助となれば幸いです。
ABOUT ME
現役SE。javaとc#とpythonとvbの経験あり。アプリ開発メイン。インフラ、特にネットワークは苦手。2児の父。好きな寿司ネタは「鯛」。将来は離島に別荘を構えたい。
